こんにちは。
おいでくださりありがとうございます。
ダウン症児のためのお助けグッズ「スネイリーズ」オーナーのふくだです。


古いブログからの復活記事。
ことばについて、最後はサインについてです。


ことばが出る前のコミュニケーションツールとして、ベビーサインがあります。
手話のようなもの(実際同じだったりする)ですが、最近は本もいっぱい出ていますよね。


赤ちゃんが大人に何かを伝えようとするとき、基本は「泣き」です。小さいうちは母親には「お腹すいたな」とか「おねむだな」などどわかりますが、それが1歳位になると、赤ちゃんの方のリクエストも多様化してくるので、なぜ泣いているのかわからなくて困る、ということも出てきます。
空腹かと思ったけど泣き止まず、おもちゃでもダメで・・・と思ったら下着に髪の毛がついていた・・・なんてことも。


普段から「飲む」「食べる」「おいしい」などのサインを言葉を発しながら赤ちゃんに語りかけると、そのうち欲しいものを自分からサインで要求してくれるようになります。


たまたま長男が療育に通っていたので我が家ではマカトンサインを使用しましたが、サイン自体はご家庭でのオリジナルでも問題ないみたいです。
我が家で「みかん」のサインは手遊び歌に出てくる「みかん」の振り付けがそのまま「みかん」の意味になっていました。
*マカトンサインはブログ「ほく ゆうじろうです。」さんのマカトンサインのページが詳しいです。

長男は、療育施設でマカトンを教えてもらいました。
マカトンサインは、イギリスで言語やコミュニケーションに問題がある子どもの為に開発されたもので、サイン(ジェスチャー)と発声を一緒に使うところがポイントです。
(詳しくはマカトン協会ホームページへ。)


サインは、健常児でもダウン症児でも変わらずコミュニケーション能力を育てるのには良いツールだと思います。


「サインに慣れたら発語しなくなるのではないか」という心配をされる方もいますが、そんなことはありません。


ことばが出だした初めは、親がやるように発語しながらサインを使います。
やがてことばで通じるようになったら自然にサインは省略されていきます


また、発音が未熟で伝わりにくい時は発語しながら補助的にサインを使ったりもします。
私たちが外国に行って何かを伝えるときに、身振り手振りで伝えようとするのと同じです。


ダウン症の長男に関して言えば、やはり筋肉の力が弱いため声も出にくくおとなしめでしたが、コミュニケーションはマカトンで大体通じていました。
ことばが出るようになってからも幼稚園の年少位まではマカトンと併用で意思を伝えてきていました。聞き取りにくくて何回も聞き返すと、3回目くらいに「もう!」という感じでサインを出したりしていました。


ダウン症の場合、アウトプット(発声)が苦手でおとなしいのでついまわりが放っておいて、本人が何を考えているのか気にしてもらえないことがあります。
ですが、人とコミュニケーションを取ることは、発声とは別の意味でも非常に重要なことです。
サインを使用して、少しでも早くから人と「話す」楽しみを知ってもらいたいものです。


とっても神経質でよく泣く次男(健常)の場合は、私にとってはもっと有効で助かりました。
次男のせいか自己主張も強く、泣き続けているのにこちらは何が不満かわからない、ということがよくありました。
それが、1歳前後から「ミルク、飲む」などサインを出すようになり、外出先で大泣きされて途方に暮れる、ということも激減しました。

また、ことばの発達もその分早く、幼児教室に行っていた5歳の時の発達テストでは7歳児並み、との評価が出ていました。
*おかげさまで(?)中学生の今では口喧嘩では負ける事が無いほどの口達者、理屈っぽい子に育っています



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