ダウン症のある乳幼児に行われる主な聴力検査3つをご紹介

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まだ小さいうちの聴力検査って心配ですよね。
息子が経験した聴力検査をご紹介しますね。

ABR検査(聴性脳幹反応検査)

ABR(聴性脳幹反応検査)は、音が聞こえたかどうかを伝えられない乳幼児や高齢者などに使われる検査で、聴覚神経を刺激して脳幹に現れる波形を調べる検査です。お薬で眠らせている間に行うので赤ちゃんにも負担の少ない検査です。

スネイリーママ

息子は生後6ヶ月の頃1度やりました。

OCR検査(条件詮索反応聴力検査)

6ヶ月~2歳頃までの乳幼児に用いられる検査で、左右にスピーカーを用意して音を鳴らして幼児が音を探す動作をもとに聴力を調べます。音を出すと同時に人形や光によって興味を引きながら行います。

スネイリーママ

半年に1回のペースで2歳位まで3回ほどやりました。

息子が検査した病院では、右側と左側、それぞれ違ったぬいぐるみ(確か、うさぎとクマ?)が顔を出していました。
また、難聴とのボーダーラインの30dbが聞こえるようになった段階で定期検査は終了しています。
ここまで聴力が伸びてくればそれ程生活に支障が無いと判断されたようです。

鼓膜検査(ティンパノメトリー)

鼓膜の動きを見る検査です。耳に直接器具を当てて、鼓膜に圧力をかけて鼓膜の動きや中耳の換気機能をみます。中耳に膿がたまると鼓膜が動かないので中耳炎の診断に使われます。
ダウン症児の場合、耳管が狭いお子さんも多く、滲出性中耳炎になりやすいです。

スネイリーママ

児童発達センターに通っている頃、半年に1度の割合で行いました。

まとめー覚えていて欲しいこと

赤ちゃんに行われる主な聴力検査をご紹介しました。
医師から「聴力検査が必要」だと言われると、びっくりしてしまいますよね。
でも、どの検査も、赤ちゃんの負担がないように行われますので安心してくださいね。

そして、覚えておいていただきたいことがあります。
それは、初めての結果だけにとらわれないで欲しい、ということです。赤ちゃんの段階での検査なので、お子さんの発育に伴って聴力も改善、発達していく可能性がある、ということです。

結果だけにとらわれず、長い目で見ていくことが大事だと思います。

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